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2008/01/10
●4つの習慣で14年長生き 英の2万人調査で判明 2008/01/10
| たばこを吸わず、飲酒はほどほど、野菜と果物を十分に取り、適度な運動をする人は、そうした習慣のない人よりも14年長く生きられるとの調査結果を、英ケンブリッジ大の研究チームが米医学誌に8日発表した。 どれも健康に良いとされる生活習慣だが、具体的な利益をはじき出した点で意義があるという。 チームは、英南東部の45-79歳の健康な住民約2万人を対象に、1993年から97年にかけて健康調査を実施、2006年までの死亡率と生活習慣との関係を解析した。 その結果(1)喫煙しない(2)飲酒はワインなら1週間にグラス14杯まで(3)1日に最低こぶし5つ分程度の野菜、果物を取る(4)1日30分ほどの軽い運動をする-の習慣がある人は、4つともない人より、同年齢で病気による死亡率が4分の1と低く、14年分の寿命に相当することが分かった。 習慣と最も関連するのは心臓や血管など循環器系の病気だという。チームは「ちょっとした良い習慣の組み合わせが、長生きにつながる」としている。 |
● 肥満と糖尿病発症のDNA差異発見 asahi 2007/04/13
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肥満と糖尿病のなりやすさに関係するDNAの微妙な違いを英オックスフォード大などのグループが見つけ、13日付の米科学誌サイエンスで発表した。新たな治療法につながる可能性がある。 |
●たばこも酒も習慣、食道がんリスク10倍 東北大調査 asahi 2006/11/20
喫煙するのに加えてほぼ毎日飲酒する男性は、どちらの習慣もない人たちと比べて食道がんになるリスクが9〜11倍あることが、宮城県の約2万7000人を対象にした東北大の石川敦庸(あつのぶ)医師(公衆衛生学)らの調査でわかった。たばこの関与が特に大きく、患者の約7割は喫煙しなければ、がんにかかるのを避けられた計算になるという.
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● 糖尿病にかかるとがんリスク3割増 厚労省研究班調査 asahi 2006/9/28
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| 児童・生徒が授業中などに突然、「キレる」原因を解明しようと、文部科学省は2007年度から、「定点観測」調査に乗り出す。 食事、テレビ視聴などの生活習慣や家庭環境が「キレる」現象にどう影響しているかを探ることで、生活・学習指導に役立てるのが狙いだ。
同省は来年度予算の概算要求に約1億5000万円の関連経費を盛り込んでおり、今後、モデル校や調査テーマ設定などに着手したいとしている。 小中学校などの学校現場では、近年、普段はおとなしい児童・生徒が教師から注意を受けると、突然、「うるさい」と食ってかかったり、教師に暴力を振るったりする「キレる」行動の増加が問題になっている。 文科省によると、04年度に全国の公立小学校2万3160校で児童が起こした校内暴力は前年度比18・1%増の1890件に上り、過去最悪になった。喫煙など生活の乱れが表れる問題行動の場合、指導しやすいが、通常は問題がない児童・生徒が「キレる」時は、原因がわかりにくく、指導も難しい。このため、文科省は05年に「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」を設置し、科学的な視点で問題行動の背景を探る手法を検討。「高度情報化社会が子供の脳に及ぼす影響についての研究」「児童・生徒の情動に関する客観的なデータ」が必要との結論を得た。 文科省は06年度、調査手法などの検討を重ね、07年度から研究テーマの絞り込みや対象地域選定を行うための準備研究に着手する。幼稚園や小学校時代から特定の児童を対象として選び、保護者の同意を得た上で、数年間にわたり調査する方針だ。〈1〉朝食摂取状況や睡眠時間などの生活リズム〈2〉テレビ視聴やテレビゲームをする時間〈3〉家族構成――などを研究テーマとし、これらの要素と行動がどうかかわっているかを分析する予定だ。調査は、例えば五つの研究テーマで2000人ずつなどとする規模を想定している。幼児を対象にした「生活・成育環境と発達との関係」を研究している小泉英明・日立製作所フェローは「問題行動がなぜ起こるか、推測で語られているが、実際はよく分かっていない。実態把握をするため、科学的な証拠を集めることが重要だ」と話している。ら |
●ピロリ菌:感染で胃がんのリスク5〜10倍に 2006/09/04 mainiti
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細菌の一種の「ヘリコバクター・ピロリ」に感染すると胃がんになる率が5〜10倍高まることが、厚生労働省研究班の大規模追跡調査で分かった。しかし、除菌しても胃がんを防げるかどうかは不明といい、研究班は「予防には、禁煙や食事の減塩、胃がん検診の受診を勧める」としている。研究班は1990年と93年に、全国の40〜69歳の男女計約3万7000人を採血。ピロリ菌への感染の有無や、体内の菌の毒素の有無を調べた。04年までに計512人が胃がんになった。
採血時にピロリ菌感染が確認された人は、確認されなかった人に比べ、5.1倍の率で胃がんになっていた。 さらに、採血時に感染はなかったが、過去の感染の影響とみられる菌の毒素が確認された人も含めると、感染か毒素があった人はどちらもなかった人の10.2倍の率で胃がんになっていた。 菌の影響で胃粘膜が炎症を起こして萎縮し、がんになりやすくなるらしい。ただ、感染歴がある人は調査対象の約94%と推計され、胃がんになるのはその一部という |
●食物繊維少ないと大腸がんの危険 厚労省調査 リスクは2・3倍 2006/07/20
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穀物や野菜などに含まれる食物繊維は、1日10グラムを超えて取っても大腸がんの予防効果に差は出ないが、摂取量が少ないと発症の危険性は2.3倍に高まるとの調査結果を、厚生労働省研究班が発表した。 同様の結果は欧米でも出ており、適度な摂取が健康維持に大切との見方を裏付けた。厚労省は生活習慣病予防などの観点から大人で15−20グラムの目標を掲げているが、大腸がん予防だけなら10グラムで足りるかもしれないことを示した形だ。 |
●アルコール性肝硬変、コーヒー1杯で8割に減少 2006/06/14 asahi
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飲酒量が同じの場合は、コーヒーを多く飲む人ほどアルコール性の肝硬変になりにくいことが、米カリフォルニア州での大規模な疫学調査で確認された。 調査は、医療保険などを運営する「カイザー・パーマネンテ」研究部門のアーサー・クラツキー医師らが、保険加入者12万5580人を対象に実施。1978〜85年の時点で尋ねておいた各自の生活習慣と、その後の病気発症状況との関連を分析した。 |
● 心臓病発症率:たばこで3倍程度高く 厚労省研究班調査 2006/04/11
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たばこを吸う人は吸わない人に比べ、心筋梗塞(こうそく)などの心臓病にかかる率が3倍程度高いことが厚生労働省研究班(担当研究者・磯博康大阪大大学院教授=公衆衛生学)の大規模調査で分かった。心臓病で治療を受けている患者は全国で約107万人と推計されているが、調査結果を当てはめると、うち約31万人は喫煙しなければ発症しなかった計算になる。英国の循環器病予防専門誌4月号に、論文を発表した。
磯教授らは、全国の40〜59歳の男女計約4万1000人にたばこを吸う本数などを聞いた後、90〜01年にかけて平均11年間追跡し、心筋梗塞や心臓の異常による突然死などが起きたかどうかを調べた。その結果、男女計326人が心筋梗塞などを発症し、うち109人が死亡していた。 ◇2年以上禁煙の男性、非喫煙者と変わらず喫煙との関係を調べると、喫煙男性の発症率は吸わない男性の約2.9倍、喫煙女性は吸わない女性の3.1倍だった。男性の発症率は喫煙本数とともに増え、1日14本以下は吸わない人の2.3倍だったが、15〜34本だと3.0倍、35本以上は3.1倍になった。 心筋梗塞などによる死亡者は、全国で男女とも年間約1万5000人。調査結果からは、うち男性6900人、女性1400人の計8300人の死者が、たばこの影響とみられた。 一方、禁煙から2年以上たつ男性の発症率は元々吸わない人と変わらなかった。肺がん予防では同様の効果が出るまで禁煙後10〜15年かかるが、心臓病予防の効果は早めに出た。女性は禁煙経験者が少なく分析が難しかったが、同様の効果が見込めるという。 磯教授は「たばこを吸うと、ニコチンの影響で血管が収縮し、血液もネバネバになって心臓の血管が詰まりやすくなる。禁煙するとこうした悪影響が消える」と予防効果の理由を説明している。 |
●冬眠制御たんぱく質発見、病気予防や治療法開発にも 2006/04/07 yomiuri
| 冬眠を制御するたんぱく質の存在を、三菱化学生命科学研究所の近藤宣昭・主任研究員らがシマリスを使って突き止めた。 冬眠中は、体の防御機能が高まるだけに、人への応用の道が開ければ、新しい病気の予防法や治療法の開発につながるとしている。 近藤主任研究員らは、シマリスの肝臓で作られる特定のたんぱく質の血液中の濃度が、ほぼ1年周期で変動することを発見。さらに、このたんぱく質の血中濃度が、冬眠期には減少する一方で、脳内では逆に上昇することを確認し、冬眠特異的たんぱく質複合体と名づけた。 冬眠中のシマリスでも、脳内でこのたんぱく質の働きを抑えると、冬眠が停止したという。 冬眠は、寒冷期に体温を下げて、エネルギー消費を抑える生物現象。その期間中は、体の防御機能が高まり、通常時よりも血液循環が少なくても、脳や心臓が損傷を受けないほか、感染症に対する抵抗力も増すことが知られている。 近藤主任研究員は「全く新しい病気の予防法、治療法に道を開く可能性がある」としている。 |
●リンゴ成分、中性脂肪を抑制 2006/03/22 asahi
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リンゴの抽出成分「リンゴポリフェノール」が、血液中の中性脂肪が増えるのを抑える効果があることを、アサヒビールが人への臨床試験で初めて確認した。これまでは動物実験でしか確認されていなかった。25日から京都女子大学(京都市)などで開かれる日本農芸化学会大会で発表する。 |
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●放線菌から骨粗しょう症抑制物質…理研・中部大チーム 2006/03/07 yomiuri
| 抗生物質を作る放線菌の一種が出す物質に、骨粗しょう症をもたらす「破骨細胞」の働きを抑える効果があることを、理化学研究所、中部大学などの研究チームが突き止めた。 破骨細胞に作用する現在の治療薬に比べて副作用が少なく、有望な薬剤になるものと期待される。 骨粗しょう症は、古くなった骨を破壊する破骨細胞の働きが、骨を新しく作る「骨芽細胞」の働きを上回り、骨がスカスカになる病気。閉経後の女性などに多く、患者は国内で1000万人を超えると推定されている。 研究チームは、群馬県で採取した放線菌が作る化合物「リベロマイシンA」の抗腫瘍(しゅよう)効果について研究を進めていたが、その過程で、リベロマイシンAが、破骨細胞の働きを低濃度で抑えることを確認した。 骨粗しょう症になりやすい特殊なマウスにリベロマイシンAを与えたところ、破骨細胞による骨破壊が60%抑制された。 現在の治療薬は、長期に投与すると、骨の破壊だけでなく形成まで弱めたり、薬剤耐性が出てきたりするが、リベロマイシンAにはこうした弱点は見られなかった。 |
●PET検診、がんの85%見落とし…がんセンター 2006年3月3日 yomiuri
| 国立がんセンター(東京)の内部調査で、画像検査PET(ペット、陽電子放射断層撮影)によるがん検診では85%のがんが見落とされていたことが分かった。 PET検診は「全身の小さながんが一度に発見できる、がん検診の切り札」と期待され、急速に広がっているが、効果に疑問符がついた形だ。PETは、放射性物質が含まれた薬剤を注射し、がんに集まる放射線を検出してがんを発見する装置。同センター内に設置された「がん予防・検診研究センター」では、2004年2月から1年間に、約3000人が超音波、CT、血液などの検査に加えPET検査を受け、150人にがんが見つかった。 ところが、この150人のうち、PETでがんがあると判定された人は23人(15%)しかいなかった。残りの85%は超音波、CT、内視鏡など他の方法でがんが発見されており、PETでは検出できなかった。 がんの種類別では、大腸がんが見つかった32人のうち、PETでもがんと判定された人は4人(13%)。胃がんでは22人中1人(4%)だった。 PETによる発見率が比較的高いとされる肺がんでも28人中6人(21%)、甲状腺がんで11人中4人(36%)にとどまった。 PETは1994年ごろから使われ始め、現在は100近くの医療機関が導入、多くでがん検診にも使われている。がん検診には保険がきかないため、10〜20万円程度の費用がかかる。日本核医学会の調査では、2004年9月の1か月間だけで4600人が受診した。PET検診と温泉ツアーなどをセットにした旅行企画も売り出されている。 国立がんセンターの村松幸男検診部長は「PETでは『小さながんを見つけやすい』と言われてきたが、早期がんでは他の検査に比べ検出率が低かった。PET検診の意義は小さいのではないか」と話している。 民間医療機関のがん検診では、がんのうちPETで検出されたのは64%、48%などのデータがある。国立がんセンターの超音波、CTなどを併用した検診では、がん発見率は一般の医療機関に比べ高いため、相対的にPETでの発見率が低下した可能性がある |
●女性の足、太くていい 脂肪が心臓病予防 筑波大調査 2005/12/13 asahi
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心臓病にならないためには、減量はしても足は細くしない方がいい。筑波大人間総合科学研究科の大蔵倫博講師らが成人女性を対象に行った健康調査で、そんな結果が出た。腹部の内臓脂肪とは違い、足にある脂肪には心臓病を防ぐ働きがあるらしい。 |
●がん増殖止めるカギ、たんぱく質発見 米の日本人教授ら 2005/10/04 asahi
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がん細胞の増殖を止めるカギになるたんぱく質を、米ハーバード大の中谷喜洋教授らの研究チームが発見した。がん細胞内で、このたんぱく質「p600」の合成を妨げたところ、がん細胞は増殖を止め、次々と自滅したという。子宮がんや骨肉腫など、様々ながん細胞で効果を確認しており、新しい抗がん剤の開発につながると専門家は期待している。 |
●インスリン分泌の細胞増殖に成功、糖尿病治療に期待 2005/09/26 yomiuri
| 血糖値を下げるインスリンを分泌する膵臓のベータ細胞を必要なだけ増殖させることに、岡山大大学院の田中紀章教授、小林直哉助手らのグループが成功した。 ベータ細胞が破壊されてインスリンを作れない1型糖尿病の治療への応用が期待される。グループは、人の膵臓にある膵島細胞からベータ細胞を分離。細胞が死なずに増殖を続ける遺伝子を、ウイルスを運び役にして組み込んだ。細胞が十分に増えたところで、この遺伝子を特殊な酵素で切り、増殖を止めた。 この細胞を必要量だけ、1型糖尿病マウスの腎臓に移植すると、2週間以内に血糖値が正常になり、30週間維持された。インスリン分泌過剰による低血糖は起きず、がんの発生もなかった。移植しない糖尿病マウスは10週間以内に死んだ。 小林助手は「他人のベータ細胞を移植すると拒絶反応の問題が残るので、直接移植するのでなく、体内埋め込み型人工膵島の開発を進めたい」と話している。 生活習慣と関係なく発症する1型糖尿病の根本治療には、脳死後の膵臓移植や心停止後の膵島移植が行われるが、提供者が少なく、一部で始まった生体膵島移植も、提供者に危険を及ぼす恐れがある。 |
●お年よりの転倒予防、歩きより自転車こぎが有効 2005/09/26 yomiuri
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お年寄りが寝たきりになる大きな原因が転倒による骨折だ。大腿部や腰周辺の筋肉の鍛錬が転倒予防につながると言われているが、それにはウオーキングよりも自転車こぎの方が有効なことが東北大の研究でわかった。岡山県倉敷市で開会中の日本体力医学会で発表された。 年を重ねると、ひざを高く持ち上げる腸腰筋や小臀筋と呼ばれる筋肉が衰え、転倒しやすくなる。同大の伊藤正敏教授、藤本敏彦講師らは、これらの筋肉を鍛えるには、どんなトレーニングが効果的かを調べた。 筋肉は疲労回復のために、盛んに糖分を摂取する特性がある。研究チームは20代の学生5〜7人に、30分〜1時間の様々なトレーニングをしてもらい、身体の糖の取り込み分布を画像化できる陽電子放射断層撮影(PET)装置で分析した。 その結果、階段上りでは、ひざ上げに最も重要な腸腰筋、次いで重要な小臀筋が使われた様子が確認されたが、ウオーキングやジョギングでは、腸腰筋の活発な動きは見られなかった。 腸腰筋の活動が盛んだったのは自転車こぎで、ペダルを踏み込む際は、大腿部に力がかかるものの、もう一方の脚は、股関節を曲げてひざを上げるため、腸腰筋を使っていると考えられる。藤本講師は「自転車こぎで鍛えられる筋肉は、お年寄りでも同じ。階段上りは疲労感が残るうえ、無理すると心臓や肺に負担をかけ逆効果」と話している。 |
●太り過ぎ:世界で6人に1人 WHO推計 mainiti 2005/09/25
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世界保健機関は24日までに、世界中で10億人以上が太り過ぎの状態とする推計を発表した。世界の人口は約63億人(03年)で約6人に1人が太っている計算になる。
推計によると、31歳以上の75%以上が太り過ぎとされる国は、女性では米国やメキシコ、エジプト、トルコ、南アフリカなど。男性ではドイツやアルゼンチン、英国、ニュージーランドなども挙げている。これまで太り過ぎは高所得の国で問題となっていたが、現在は低・中所得の国で急増。脂肪や糖分が多い高カロリーの食生活が世界的に広まったことや、労働形態の変化、交通の発達で運動不足になっていることが急増の原因としている。 WHOは現在のペースで太り過ぎの人が増えれば、15年には15億人に達すると警告。太り過ぎが要因の一つとされる心臓病や脳卒中が増える可能性も指摘している。 |
●「家庭血圧」低い認知度 東北大調査 上135で高血圧 asahi 2005/09/20
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家庭用血圧計が3世帯に1世帯ほど普及する中で、家庭で測るときの高血圧の正しい基準を知っている人はほとんどいない。 |
●夜食べると太る、本当だった。 脂肪蓄積に体内時計関与 yomiuri 2005/09/12
| 生活リズムを刻む体内時計に関与するたんぱく質が、脂質の蓄積に深くかかわっていることを日本大学薬学部の榛葉繁紀専任講師らが突き止めた。
このたんぱく質は、日中に減少し、夜間に増加するリズムを刻んでいた。俗に「夜に食べると太る」と言われるが、研究成果はこの仕組みを説明する証拠のひとつになるとみられる。 |
●糖尿病患者、心の病リスク3倍 厳しい自己管理で重圧 asahi 2005/08/26
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糖尿病にかかっている人は、かかっていない人に比べ、うつ病や神経症など心の病になっている割合が約3倍高いことが、東京医科歯科大の有馬秀晃医師らの調べでわかった。糖尿病とうつ病の関連性は米国の論文などで指摘されてきたが、日本では大規模な調査が行われておらず、実態はわからなかった。神戸市で開かれている世界心身医学会で25日、発表した。 |
●寿命延ばす?たんぱく質発見 日米チームがマウス実験で asahi 2005/08/26
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寿命を延ばす作用があるらしいたんぱく質を、黒尾誠・米テキサス大助教授と東京大、大阪大などのチームがマウス実験で見つけた。こうした物質が、哺乳類で見つかったのは初めて。このたんぱく質は人間でもつくられており、将来、薬でこのたんぱく質を増やすなどして、寿命が延ばせるようになるかも知れない。 |
●心筋梗塞後の心不全を予防 北大のグループが有効なタンパク質発見 新しい治療法に期待 2005/08/03 hokaidou
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北大大学院医学研究科の筒井裕之教授らのグループは、心筋梗塞後の心不全の予防や治療に有効なタンパク質を動物実験で突き止めた。筒井教授は「薬の開発など新しい治療につなげたい」としている。二日付の米国心臓学会誌に発表する。 筒井教授らによると、心筋梗塞後の心不全は、心筋細胞にあり心臓のエネルギーをつくっているミトコンドリアが過剰に産出した活性酸素が、ミトコンドリアの遺伝子を破壊し機能悪化を招くことで起きる。 |
●日本人の480万人、腎機能低下の疑い 腎臓学会が推計 asahi 2005/06/24
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日本人の成人約480万人で腎臓の機能が低下している疑いが強いことや、一般に日本人が欧米人より腎機能が低いことが、日本腎臓学会の調査で示された。約36万人分の健康診断などのデータを新基準で評価、推計した。23日の同学会学術総会で報告された。腎臓の機能を表す糸球体濾過値という新しい基準を使い、99〜04年の東京や大阪、福岡近郊など全国7地域の健康診断や人間ドックのデータから血中クレアチニン値や年齢を調べ、推計した。 |
●胃かいよう、胃炎の原因「ピロリ菌」の仕組み解明 yomiuri 2005/06/22
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胃潰瘍や慢性胃炎の原因となるピロリ菌が、これらの病気を引き起こす仕組みを、北海道大遺伝子病制御研究所の畠山昌則教授らが解明した。 |
●アルツハイマー予防に野菜ジュースが効果?米会議で対策報告 asahi 2005/06/20
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●心筋梗塞、ウエストに注目 男85cm、女90cm asahi 2005/04/09
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心筋梗塞の予防はウエストサイズの測定から。内臓脂肪のたまり具合をウエストサイズで判断する診断基準を、日本動脈硬化学会や日本糖尿病学会など8学会がまとめた。男性は85センチ、女性は90センチ以上だと「要注意」だという。大阪市で開催中の日本内科学会で8日、公表された。脂肪のたまり方には皮下脂肪型と内臓脂肪型がある。内臓脂肪がたまると血糖や血圧、中性脂肪などが正常より高めになる。糖尿病や高血圧と診断されるほどではなくても、複数重なると動脈硬化が進行し、心筋梗塞につながることがわかり、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼ばれるようになった。だが、内臓脂肪の量はコンピューター断層撮影写真を撮らないとわからず、明確な診断基準がなかった。 |
●生活習慣病:持つ人、不眠に悩まされる傾向強い mainiti 2005/04/04
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生活習慣病を持つ人はそうでない人に比べ、不眠に悩まされる傾向の強いことが、内村直尚・久留米大助教授の調べで分かった。特に高血圧症、高脂血症、糖尿病の3疾患を抱えて治療を受けていない人の半数近くが不眠を訴えており、うつ病などの精神疾患につながる恐れもあるという。 |
●アルツハイマー:遊具が予防効果 米シカゴ大がマウス実験 mainiti 2005/04/04
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アルツハイマー病のマウスを遊具付きのかごで飼育すると、病気の原因物質が脳内に沈着しにくいことが、シカゴ大などの実験で明らかになった。運動など生活環境がアルツハイマー病の進行を遅らせる可能性を示す世界初の成果で、「人間の発症予防につながる可能性がある」と専門家も注目している。研究はこのほど米科学誌「セル」に発表された。研究チームは、アルツハイマー病の生後1カ月のマウス16匹を、9匹は回し車やトンネルなど遊具付きのかご、7匹は遊具のないかごで、5カ月間飼育した。 |
●見た目なんか悪くても…熟したバナナは免疫力UP yomiuri 2005/04/03
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見た目は多少悪くても、よく熟したバナナの方が免疫力を高める効果が大きいことが、帝京大薬学部の山崎正利教授らの実験でわかった。 |
●妊娠中の酒・たばこは危険…赤ちゃん体重減に。 yomiuri2005/03/28
| 妊娠中に母親がたばこをすったり、酒を飲んだりすると、赤ちゃんの出生体重が減少してしまうことが、国立健康・栄養研究所の滝本秀美・主任研究員らの分析で明らかになった。 出生体重が少ないと、乳児期の死亡率が高まるほか、成人後も生活習慣病になる危険が高まるとされており、研究者は「妊娠中の喫煙、飲酒は控えるべきだ」と訴えている。研究チームは2000年に実施された国の乳幼児発育調査データをもとに、単胎(胎児1人)で順調に生まれた赤ちゃん9120人について調べた。その結果、妊娠中の母親の喫煙率は10.0%、妊娠中に週3回以上酒を飲む習慣のある母親の割合は1.4%で、生まれた赤ちゃんの体重と対比させると、たばこが1日1本増えるごとに9.4グラム、飲酒習慣がある場合は70.5グラム減少する計算になった。喫煙で血中の一酸化炭素濃度が上昇し、胎児に十分な酸素が運ばれなくなるのに加え、母体でビタミンCなどが消費され、栄養分が不足するためという。 |
●肥満防ぐたんぱく質…やせ薬開発や糖尿病改善も yomiuri 2005/03/21
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肥満の予防に役立つたんぱく質を、慶応大と山之内製薬の研究グループがマウス実験で突き止めた。このたんぱく質は人間にもあり、やせ薬の開発につながると期待される。 |
●親の喫煙、子に「害」じわり…動脈硬化のリスク高まる yomiuri 2005/3/20
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親が家庭でたばこを吸い、受動喫煙にさらされている子供は、動脈硬化を防ぐ善玉(HDL)コレステロールの値が低いことが、埼玉県熊谷市医師会の井埜利博医師らの研究でわかった。 |
●糖尿病:進行させるたんぱく質、マウス実験で発見 神戸大2005/01/31
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食べ過ぎや運動不足などの生活習慣が原因の2型糖尿病は、「p27」と呼ばれるたんぱく質の働きを抑えれば改善することを、神戸大大学院医学系研究科の春日雅人教授らがマウスを使った実験で突き止めた。糖尿病が進むと、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞が減少。p27がβ細胞の分裂にブレーキをかけているためとみられ、p27を抑える薬が開発されれば、β細胞の減少を食い止め、糖尿病を治療できる可能性があるという。31日の米医学誌「ネイチャー・メディスン」(電子版)に掲載される。
遺伝子操作で糖尿病にしたマウスのβ細胞を調べ、細胞分裂を抑える働きをすることが知られているp27が異常にたまっていることを見つけた。糖尿病で、生まれつきp27を作れない別のマウスと、糖尿病だけのマウスを比較すると、p27を作れないマウスの血糖値は4分の1で、正常に近かったという。 2型糖尿病は、過食や運動不足でエネルギーを消費しきれなくなって発症。初期段階では、ブドウ糖を筋肉などに取り込ませる働きをするインスリンの分泌も増え、高血糖とならないが、この状態が続くとβ細胞が疲弊し、糖尿病に至ると考えられている |
●リウマチの炎症、たんぱくにカギ 東大グループ解明 2005/01/24 asahi
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関節リウマチなどの自己免疫疾患を引き起こす物質がつくられる仕組みを東京大学医学部の大学院生、柳井秀元さんと高岡晃教講師らのグループがマウスで見つけた。 |
●コーヒー党に肝がん少ない 肝硬変防止の可能性も 東北大が6万人調査 2005/01/21
| コーヒーを1日に1杯以上飲む人が肝臓がんになる危険性は、全く飲まない人の6割程度-。 東北大の辻一郎(つじ・いちろう)教授(公衆衛生学)らが21日までに、約6万1000人の追跡調査結果をまとめた。 大津市で開催の日本疫学会で22日発表する。 辻教授によると、コーヒーに含まれるどんな物質が作用するかはよく分かっていないが、 肝硬変の発症リスクを低下させる可能性があるほか、動物実験では成分のクロロゲン酸が肝臓がんの発生を抑制 したとする報告もあるという。 1984-97年に、40歳以上の男女を7-9年間追跡調査。計約6万1000人のうち、調査期間中に新たにがんになったのは117人だった。 年齢や性別などの要因を考慮して解析した結果、全く飲まない人の危険度を「1」とした場合、1日平均1杯以上飲む人は0.58、1杯未満の人は0.71だった。 がん以外の肝臓疾患を経験した人や60歳以上の人、過去に喫煙経験がある人では、こうした傾向が特に強かった。 辻教授は「年齢や性別、飲酒状況などで分けて解析しても傾向は変わらなかった。ただし、コーヒーに砂糖などを入れすぎると体に良くないので注意してほしい」としている。 |
●肥満でも数キロやせれば肝機能改善も ,順天堂大が解明 2005/01/12 yomiuri
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肥満している人は、体重を数キロ減らすだけでも低下した肝機能などが短期間で改善する可能性の高いことが、順天堂大学医学部の河盛隆造教授らの研究でわかった。厳密な食事制限や激しい運動をしなくても、小さな目標達成が体調改善のカギ、という結果で、意志の弱いお父さんには朗報と言えそうだ。 |
●毎日3合飲酒、がん発症1.6倍.喫煙者:飲酒量増えるほどがん発生率高まる 厚労省研究班調査 2004/12/25 asahi
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お酒も連日飲み過ぎると、たまにしか飲まない人に比べ、1.6倍もがんになりやすくなることが、厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の調査で分かった。 |
●花粉飛散量、来春は最大30倍に yomiuri 2004/12/2 yomiuri
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来春のスギとヒノキの花粉飛散量は、全国的に平年の1.5〜2倍に達し、花粉症の人にはつらい季節になりそうなことが、気象業務支援センターの村山貢司・専任主任技師の調査でわかった。 |
●喫煙で乳がんのリスク4倍に 閉経前の女性調査 2004/11/30 asahi
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閉経前の女性は、喫煙によって乳がんになるリスクが、たばこの煙を吸う機会がない女性の3.9倍に高まり、受動喫煙だけでも2.6倍になることが、厚生労働省研究班(津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の調査でわかった。 |
●アルツハイマー予防にリンゴ、毎日1個皮ごと食べると。 2004/11/18 yomiuri
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毎日1個のリンゴが、アルツハイマー病など痴呆の予防に役立つ可能性がある。 |
●新たなたんぱく質発見 がん細胞の増殖防ぐ物質を破壊 2004/11/9 asahi
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がん細胞のように細胞が増え続けないよう、増殖を抑えている物質を壊すKPCというたんぱく質を九州大生体防御医学研究所の中山敬一教授らが発見した。7日付の英科学誌ネイチャー・セルバイオロジーに発表した。がん細胞のKPCの働きを抑える物質が見つかれば、新しい抗がん剤の開発も期待できそうだ。 |
●特定酵素:働き抑えたらスリムに 糖尿病の効果期待 2004/10/19 mainiti
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脂肪組織にある特定の酵素の働きを抑えると、体重が減り、血糖値も抑えられることを大阪大の下村伊一郎教授と竹田潤二教授らのグループが動物実験で突き止めた。糖尿病など生活習慣病の治療に結びつく可能性がある。
18日付の米医学誌「ネイチャー・メディシン」電子版に発表された。肥満になると量が増える「PTEN」という酵素に着目。脂肪組織の中でPTENが欠けているマウスを作り、食事を与えて実験した。その結果、PTENが欠けたマウスは、体が同じ大きさの正常のマウスより体重は約25%少なく、脂肪の大きさは約4分の1、血糖値も低かった。食事量は約20%多かったが、糖分を取り込むミトコンドリアが多く出来ており、エネルギーを活発に消費しているとみられる。 PTENはがんを抑制する働きもあるが、下村教授は「脂肪の中だけでPTENが働かないようにできれば、うまく代謝を図れるのではないか」と話している |
●男性の3割が肥満、深刻事態に厚労省も危機感 2004/10/19 yomiuri
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10年間で肥満男性を「4人に1人」から「6人に1人」に減らすことなど、具体的な数値目標を掲げた厚生労働省の健康政策「健康日本21」で、肥満や飲酒など少なくとも20項目について、目標を設定した2000年当時より数値が悪化していることが18日、分かった。 |
●中高年男性のがん、3割は喫煙が原因?…厚労省調査 2004/10/02 yomiuri
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中高年男性のがんの3割は喫煙が原因となっている可能性の高いことが、厚生労働省研究班の大規模調査でわかった。 |
● がんのリンパ節転移、ネズミ使い抑制に成功 京大 2004/10/01 yomiuri
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がん細胞は、自分でリンパ管を新しく作って「転移」するが、京都大大学院の久保肇・特任助教授らのグループが、「リンパ管新生」と呼ばれる、この現象を抑えて転移を防ぐことに世界で初めて成功し、福岡市で開会中の日本癌(がん)学会で報告した。がん細胞は、新しいリンパ管を通じて小さな細胞が運ばれ、リンパ管などが密集するリンパ節に転移する。この過程では、リンパ管を増やすVEGF―Cという特殊な物質を分泌する。 |
●乳腺密度が高い人の乳がんリスク3〜4倍 学会で発表 2004/10/01 asahi
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乳房の乳腺密度が高めの人はそうでない人に比べ、乳がんになるリスクが3〜4倍高いらしいことが、永田知里・岐阜大助教授(疫学・予防医学)らの調査で明らかになった。導入が進む乳房X線撮影(マンモグラフィー)を使った検診で乳腺密度が高いことが分かれば、予防や早期発見につなげられそうだ。30日、福岡市で開催中の日本癌学会で発表された。 |
●食欲抑える脳内物質確認 久留米大 2004/09/27 asahi
| 食欲を抑えて肥満を防ぐ役割を果たす物質が新たにわかった。この物質を体内で作れなくなったマウスは、餌を食べ過ぎて体重が大幅に増えてしまう。人間も同じ物質を持っており、肥満の解明や治療薬の開発につながる成果という。久留米大分 子生命科学研究所の児島将康教授、花田礼子助手らが26日付の米医学誌ネイチャー・メディシン電子版に発表する。 この物質はニューロメジンU(NMU)と呼ばれ、アミノ酸が連なったペプチドの一種。 NMUを作らないように遺伝子操作したマウスで実験したところ、生後32週の時点で正常なマウスに比べて平均体重が35%も重くなった。体の脂肪の割合も、正常で20%だったのが、52%に増えていた。餌を食べる量は正常より33%多く、血糖値や総コレステロール値も高くなり、人の生活習慣病に似た状態だった。 肥満抑制物質としては約10年前に米国の研究者が見つけたレプチンが有名。やはり、食欲を抑える働きがある。京都大が糖尿病患者にレプチンを使う臨床研究をするなど世界中で研究が進んでいるが、レプチンが効きにくい患者もいて、実用化にはつながっていない。 レプチンが脂肪細胞から分泌されるのに対し、NMUは脳内で働く神経ペプチドで、レプチンとは独立して作用する物質と考えられる。このため、レプチンとは別の治療法の開発に結びつく可能性があるという。 |
●魚よく食べると乳がんリスク4割減 文科省研究班調査 2004/09/17 asahi
| 魚を多く食べる人はあまり食べない人に比べ、乳がんにかかるリスクが4割以上低いことが、文部科学省の研究班の調査でわかった。魚に含まれる脂肪の成分で、脳の働きをよくすると言われるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)の働きによるものらしい。29日から福岡市で開かれる日本癌(がん)学会で発表される。 DHAやEPAは動物実験では、がんの抑制効果があることが確かめられている。だが、人間での効果はこれまではっきりしなかった。 研究班は88〜90年に、全国の40〜79歳の女性約2万5400人を対象に、魚をどのぐらいの頻度で食べるかなど食生活についてアンケートした。その後7年半にわたって健康状態を追跡したところ、127人が乳がんになった。 魚に含まれる魚介性脂質に注目した場合、魚を「週1〜2回以下」とあまり食べないグループに比べ、「ほとんど毎日」食べるグループは、乳がんの発生率が43%低かった。植物性脂質の摂取量は関連性がなかった。 調査を分析した愛知県がんセンター研究所の若井建志・がん予防研究室長は 「脂肪の摂取量が多いと乳がんにかかりやすいと言われるが、魚に関しては逆のことが言える。日本人の乳がん罹患(りかん)率が欧米に比べ低いのは、魚を多く食べることも関係あるのでは」と話している。 |
●くも膜下出血のリスク、喫煙で約3倍増 厚労省研究班2004/08/27 asahi
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たばこを吸う人は吸わない人に比べ、脳卒中の中でも、血管が破れるくも膜下出血の発症リスクが3倍程度高くなることが、厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の調査で分かった。脳卒中全体でも喫煙者の方が発症率が高かった。90年に生活習慣アンケートに答えた40〜59歳(当時)の男性約2万人、女性約2万2000人について、その後11年間を追跡した。期間中、男性は702人、女性は447人が脳卒中を発症。そのうち男性73人、女性106人がくも膜下出血だった。喫煙との関係を調べると、たばこを吸う人は吸わない人に比べ、男性で3.6倍、女性では2.7倍なりやすかった。1日に吸う本数が19本以下でも20本以上とほぼ同様にリスクが高まっていた。 |
●夕食1時間半後の入浴で睡眠の質改善…学会で発表へ
2004/07/02 yomiuri
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入浴するとよく眠れると言われるが、夕食後1時間半前後に風呂に入り、体の芯(しん)まで温まる入浴法が、睡眠の質を最も改善することが、足利工業大学睡眠科学センターの小林敏孝教授らの研究でわかった。東京都内で開かれている日本睡眠学会で2日、発表する。 |
●歯周病が糖尿病引き起こす可能性 九州大が調査 2004/06/20 asahi
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歯周病が糖尿病を引き起こす可能性のあることが、福岡県久山町の住民を対象にした九州大学の調査で分かり、国際歯科研究学会の雑誌6月号に掲載された。糖尿病患者が歯周病になりやすいことは知られていたが、歯周病が全身の病気に及ぼす影響が疫学調査によって明らかになってきた。調べたのは、九州大病院口腔(こうくう)ケア・予防科の斎藤俊行講師らで、血糖値に異常があり糖尿病と診断される一歩手前の「境界型」に注目。同病院が疫学調査を続けている久山町の住民のうち88年の健診で血糖値が正常だった406人について、98年の健診で血糖値の推移と口の健康状態を調べ、歯周病のある人が境界型になりやすいかどうかを分析した。98年に境界型と診断されたのは72人。血糖値の悪化にかかわるとされる肥満度や運動習慣といった要素が影響しないように計算すると、中程度の歯周病がある人はない人よりも2・1倍、重度の人だと3・1倍、境界型になりやすかった。歯周病は、主に細菌が歯と歯茎のすき間などにたまって起こり、放置すると歯を支える骨が溶けることもある。歯周病が続くと、細菌が血中に入り込み、血糖値を下げるインスリンの働きの邪魔をするとされている |
●血糖値下げる乳酸菌、研究者が発見 薬などへの応用期待 2004/06/14 asahi
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血糖値を下げる効果がある乳酸菌を、東京の民間研究者が発見した。元々人間の腸内から見つかった菌で、食べたり飲んだりしても副作用の心配がないという。健康食品や糖尿病薬への応用が期待されそうだ。17日から東京で開かれる日本基礎老化学会(会長=後藤佐多良・東邦大教授)で発表される。発見したのは、河合乳酸球菌研究所(東京都港区)の河合康雄社長。元ヤクルト中央研究所の主席研究員だ。約1万5000種類の菌株から有望そうなものを選び、糖尿病を発症するマウスに、食事以外に乳酸菌の菌体80ミリグラムを1日3回80日間与え続け、食事しか与えなかったマウスと比較した。 |
●アロマセラピーのマッサージがうつ病治療に効果 2004/05/23 asahi
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植物から抽出した芳香性のオイルで体をほぐすアロマセラピーマッサージがうつ病の治療に効果があることが、京都府立医大の今西二郎教授ら微生物学と精神科のグループの研究でわかった。抗うつ薬などを使う治療の補完療法として期待される。軽症のうつ病と診断された31〜59歳の患者5人に昨春から秋にかけて、1回30分のアロママッサージを週2回ずつ4週間実施し、変化をみた。 |
●糖尿病に劇症型 学会が実態調査 2004/05/19 asahi
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糖尿病のなかに突然発症して急速に重症化する劇症型があり、数日で死亡した例もあることが、日本糖尿病学会の初の実態調査で分かった。インスリンを体内で作れない1型糖尿病を新たに発症した患者のうち、2割が劇症型だった。学会は風邪や胃腸炎に似た初期の症状を見誤らないために、少しでも疑いがある場合は血糖値を測るよう、開業医や救急医らに注意を呼びかけている。劇症型は、1型糖尿病の一種で、糖尿病歴のない人が突然発症する。学会の調査委員会が、1型糖尿病を多く診ている7都府県の10医療機関を対象に、91年から10年間の新規発症患者を調べた。その結果、222人のうち約2割、43人が劇症型だった。 ◇〈糖尿病〉 血糖値を調整するインスリンが欠乏する病気。インスリンを分泌できない1型と、肥満や運動不足が引き金となってインスリンの出や効きが悪くなる2型などがある。国内患者は約700万人で、95%が2型。劇症型を含む1型はインスリン投与が治療の基本。 |
●脳の神経細胞が「窒息状態」 アルツハイマー仕組み解明 2004/04/17
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老人性痴呆の一つ、アルツハイマー病にかかった人の脳では、神経細胞が「窒息状態」に追い込まれて次々に死んでいくことが、田熊・金沢大助教授らの研究で分かった。新しい治療法の開発につながる可能性もあるという。16日付の米科学誌サイエンスに掲載される。 この病気になった人の脳にはベータアミロイドというたんぱく質がたまりやすく、記憶などにかかわる神経細胞が死ぬことが知られているが、どのように死ぬかはよく分かっていない。田熊さんと米コロンビア大などのグループは、神経細胞の中にあるミトコンドリアという器官に注目。ここに、ベータアミロイドとABADという酵素が一緒に存在することを見つけた。試薬を使ってこの二つがくっつかないようにすると、神経細胞の死ぬ割合が大幅に減ることがわかった。ミトコンドリアは酸素を使って細胞が働くエネルギーをつくる。二つがくっついて、ミトコンドリアの呼吸活動を邪魔しているらしい。田熊さんは「二つがくっつかなくするような薬ができれば、病気の進行を防げるのではないか」と話す。
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●糖尿病になりやすい体質、遺伝子で突き止め 2004/03/15 asahi
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米国立保健研究所(NIH)は11日、中年以降に発病することが多い2型糖尿病になりやすい体質を遺伝子レベルで突き止めたと発表した。DNAがわずかに違うだけで30%もリスクが高まるという。 NIH・国立ヒトゲノム研究所とフィンランド国立公衆衛生研究所などが、フィンランドの2型糖尿病患者793人と、糖尿病でない413人について遺伝情報(ゲノム)を詳しく分析した。 その結果、糖尿病患者には、20番染色体の特定の遺伝子の4カ所で、塩基の並び方が一つだけ異なる(一塩基多型)人が目立った。別のチームがイスラエルの617人のゲノムを調べても同じ結果だった。 この遺伝子はインスリンをつくる膵臓(すいぞう)の細胞で重要な働きをしている。塩基の並び方の違いがあると、インスリンの分泌に異常が起きやすくなるらしい。国立ヒトゲノム研究所のコリンズ所長は「これだけで発病するわけではないが、肥満や運動不足になると危険性が高まる」と話す。 1型糖尿病は子供や若い時期に発病しやすいのに対し、2型糖尿病は中年以降に発病することが多い。日本人の糖尿病患者の約9割は2型。 |
●乳がんリスク、抗生物質の頻用で2倍に 米研究チーム
2004/02/18 asahi
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抗生物質を頻繁に使う女性は、そうでない女性に比べ乳がんになるリスクが最大2倍を超えるという大規模な調査の結果を、米ワシントン大などの研究チームがまとめた。米医師会誌18日号で発表する。理由はよく分かっていないが、抗生物質の乱用に警鐘を鳴らす結果といえそうだ。 米ワシントン州のがん検診のデータを利用し、乳がんが見つかった2266人と、乳がんではなかった7953人について、過去の処方記録などから抗生物質の使用頻度を調べた。 抗生物質の使用経験がある女性を使用日数ごとに分け、未使用の女性と比べると、乳がんのリスクは1.45倍(1〜50日使用)〜2.14倍(501〜1000日使用)になっていた。使用頻度が高かった人ほど、乳がんによる死亡率も高い傾向があった。 抗生物質が、腸内細菌に悪影響を及ぼして有害物質が体内に吸収されやすくなったり、免疫系のバランスを崩してがんが抑えられなくなったりすることが考えられるという。 研究チームは「抗生物質が、必ずしも必要でない場合まで使われるのは気がかりだ」と指摘し、それをやめれば、乳がんの一部は防げるかもしれないとしている。 |
● 2歳までのテレビ控えて 日本小児科医会が提言
2004/02/10
| 日本小児科医会は六日、テレビやゲームなどメディアとの長時間の接触が子供の心身の発達に悪影響を及ぼしているとして2歳までのテレビ、ビデオ視聴を控え、それ以降もメディア接触は1日2時間までを目安とするなどの提言を発表した。保科清副会長は「メディアの影響を受けすぎた子供たちがだんだん増え、医療現場でも問題になっている」と今回の発表の背景を説明した。提言は、画像メディア接触の低年齢化、長時間化が外遊びの機会を奪って、人とのかかわり不足を招き、特に象徴機能が未熟な2歳以下の子供の言葉や心の発達を妨げると指摘。暴力映像を長時間見ることが後年の暴力的行動や事件に関係しているのは明らかな事実、としている。 さらに「授乳中、食事中のテレビ、ビデオの視聴はやめる」「テレビゲームは1日30分が目安」などを挙げている。 小児科医に対しては、メディア歴を問診票に組み入れ、一般診療や就学時検診の場で利用したり、病棟に絵本やおもちゃを整備したりすることも提言している。日本小児科医会は、全国の小児科、内科などの医師約七千人が会員で、小児医療の充実などを目的に活動する社団法人。 |
●人間の脳内にアルツハイマーの原因物質除去する仕組み2004/02/02yomiuri
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アルツハイマー病の原因とされるたんぱく質「ベータアミロイド」の沈着を除去する仕組みが、人間の脳の中にも存在することを、東京都精神医学総合研究所の秋山治彦研究部門長らが初めて確認した。 |
●イクラや塩辛、毎日食べると胃がんに?男性の発症3倍2004/01/11 yomiuri
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イクラや塩辛など、塩蔵魚介類をほぼ毎日食べる人は、ほとんど食べない人に比べ男性で約3倍、女性で約2.5倍も胃がんになりやすいことが、厚生労働省研究班による4万人追跡調査でわかった。 俗に「塩辛い食事は胃がんのもと」とされるが、それを裏付けるデータと言えそうだ。成果は英医学誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・キャンサー」最新号に発表した。 研究班は、1990年から10年間、国内の40―50代の男女を対象に、食事や喫煙などライフスタイルと、がん発生率の関連を調査。塩分を10%程度含む塩辛やウニといった塩蔵魚介類のほか、イクラやタラコなどの魚卵などをどれくらい食べているか聞いた。その結果、こうした食品をほぼ毎日食べる人は、「ほとんど食べない」人に比べて、男女とも胃がんのなりやすさは高かった。 また、食事での食塩摂取量で、5グループに分けて調べたところ、男性では、摂取量が最も少ないグループ(1日あたり2.9グラム)の胃がんのなりやすさを基準にすると、摂取量が最も多いグループ(1日あたり9.9グラム)の危険度は2倍だった。 |
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